【初心者向け】ふるさと納税の仕組みと始め方を解説(写真付き)
こんにちは、お金のことを中心に発信しているけいです。
今回は、最近よく耳にするふるさと納税について説明していきます。
ふるさと納税を始めたいけどよくわからないという方に向けて、記事を書いているので、こちらを見ながら進めてみてください。
目次【タップしたら飛べます】
ふるさと納税とは
ふるさと納税とは、地方自治体に寄付ができる制度で、「寄付額-2000円」分の税金が前払いできる制度です。
そして寄付した自治体から地方の特産などの返礼品がもらえるため、実質2000円で様々な返礼品がもらえるお得な制度です。
簡単に言えば、住民税(や所得税)をただ支払うだけではなく、返礼品をもらいながら納税できる仕組みです。

通常住民税はお金を支払って終わりですが、ふるさと納税を利用することで支払いながら返礼品がもらえるというものです。
またふるさと納税は確定申告が必要ですが、サラリーマン向けに確定申告を不要にできるワンストップ特例制度もあるので簡単にできます。
- ワンストップ特例制度とは、本来ふるさと納税には確定申告が必要ですが、確定申告を行わなくても控除が受けられる仕組みのことです。
- これにより簡単にふるさと納税を行うことができるようになりました◎
住民税というのは昨年の所得金額で決まります。
つまり2021年の1月~12月にふるさと納税の制度を使って寄付すると、来年の2022年分の住民税の支払いに当てられて、前払いした分、住民税の支払額が減るというものです。
ふるさと納税で税金が引かれる仕組み

ふるさと納税の寄付額が5万円だとすると、実質負担は2000円分で、残りの48000円は住民税控除に充てられます。
つまり、この48000円分が来年の住民税の支払いからマイナスされるということです。
ただ支払うだけではなく、ここに返礼品がつくのでお得ということです。
この控除額の上限は年収や家族構成などで決まります。
控除額の算出方法については後ほど解説しています。
(上限以上に寄付しても控除されないので注意が必要です)
ふるさと納税はサイトから行う
ふるさと納税を行う際は、返礼品などがまとまってある専用のサイトを使います。
例えば、楽天ふるさと納税やふるナビなどいくつかありますが、僕は還元率の良い楽天ふるさと納税サイトを使っているので、今回はそちらを元に解説していきます。
楽天ふるさと納税の公式サイトはこちら
還元されるポイントが2000円以上される場合があるため、中には実質タダでふるさと納税をする人もいます。この還元率の高さが他にはないポイントです。
また楽天ふるさと納税サイトは返礼品が28万点以上あるため種類の豊富さにおいても他サイトと比べて一番多いです。
ふるさと納税の返礼品とは
ふるさと納税の返礼品は実に様々あり、食品や飲み物、スイーツの他にも、日用品や家電などたくさんあります。
返礼品の金額=実際の商品価格ではなので注意が必要です。
実際には、返礼品は還元率(寄付に対するリターンの割合)は30%までと決まっています。
例えば、10000万円の寄付でもらえる返礼品は3000円相当までと決まっています。
ふるさと納税の手順(会社員の方向け)
会社員の方はワンストップ特例制度を利用できるので3つの手続きで終わります。(めっちゃ簡単)
- ①控除額のシミュレーションをする
- ②寄付をする
- ③申請書の提出
やることはたったのこれだけです。
仕組みを理解すればなんでもっと早くやらなかったんだろうってくらい簡単なので一緒に進めていきましょう。
控除額のシミュレーション
まずはシミュレーションで控除額の確認をします
控除額以上に寄付しても超過した分は控除されないので気をつけましょう。
シミュレーションサイトはふるさとチョイスがシミュレーションサイトで一番わかりやすかったのでこちらを使います。
去年の年収とあまり変わらない方は去年の源泉徴収票を見ながら記入していきましょう。
源泉徴収票がない人はざっくり去年の手取りで計算すれば問題ないです。
また目安表というものもあり、こちらもおおよそ近い金額になるので参考にしてください。

だいたい20代で年収300万円独身の場合は、寄付額は37000円となるため、僕なら35000円くらいの寄付を行います。
実際に寄付をしていく
まずは楽天ふるさと納税にアクセスします。
→楽天ふるさと納税はこちら
商品ジャンルから返礼品を選んでいきます。

好きな返礼品を選び選択します。

今回はお米を選びました。
次に必要事項を確認します。

ワンストップ特例を利用する場合は必ず「希望する」を選びましょう。
続いて注文確認に移ります。

注意すべき点は、注文者情報が住民票の住所と一致しているか確認しましょう。
ここの注文者情報が寄付者とみなされるため、間違えると控除できなくなる可能性があるので、ちゃんと確認しましょう。
送付先については、自分以外でも問題ないため両親などに送ってあげることもできます◎
ワンストップ特例申請書について
次にワンストップ特例申請書についてです。

こちらは書き方含めた内容も楽天公式サイトにまとまっているのでそちらを見ながらやってください。
数分で終わるので簡単です。
先程のワンストップ特例申請書を希望するを選択すると、早くて数週間後には送られてくるので、記入して提出します。
もし、希望しないを選択しても自分でふるさと納税サイトから印刷ができます。
ワンストップ特例申請書と一緒に送る本人確認についてはこちらです

あとはこれらの書類を自治体に遅れば完了となります。

注意点としては寄付した自治体ごとに送るので間違えないようにしましょう。
送付期限は寄付した翌年1月10日までに、書類を寄付先の自治体に送ります。(2021年分は2022年の1月10日までに送ります)
ワンストップ特例制度の注意点
ワンストップ特例制度では、申し込む自治体が最大5箇所と決められており、5箇所以上に寄付した場合、超過分は確定申告が必要となります。
しかし、同じ自治体なら複数回申し込んでも1箇所とカウントされます!
またその場合、複数回寄付した自治体にはその都度申請書を送付する必要があります。
ここまでで会社員の方がふるさと納税をするにあたっての手続きは以上になります!
あとは実際に控除がされているのかを確認するだけとなります。
住民税が引かれているのか確認する
今年寄付した寄付額の控除は、来年の6月に届く住民税通知書を確認します。
通知書の中に、寄附金控除額という欄があるので、控除額(寄付した金額-2000円)とほぼ同じであれば問題ありません。
ふるさと納税の人気返礼品
楽天ふるさと納税の人気返礼品ランキングはこちらになります。
他にも様々な返礼品があるのでぜひ見てください◎